Tokyo tools Blog - Appleの道具 / 28
 
 

【レビュー】NOMAD Rugged Band

2024年の新色は白!2023年秋の再登場以来、新色も続々とリリース。

 

2024年春の新色、待望のホワイトが登場!

 

「ホワイト」がいよいよラギッドバンドにも登場!マッシブなデザインを白で。例えば、同じくNOMAD社の【スポーツバンド】のホワイトはストレートに爽やかなイメージなのですが、こちらラギッドバンドのホワイトは、ある種のメカ的な、言わばモビルスーツ的なイメージも感じたりします。やはりバックルがあるというのも理由かも?コレがかなりかっこいいのです!

 

 

もちろん、ハードウエアはシルバーとブラックの2色展開。かなりイメージ変わります。白いバンドに黒の金具の場合、さらにSF感増しますよね。

 

 

スポーツバンドの方でも、即日完売だった「アトランティックブルー」がラギッドバンドにも新たに登場!
こちらも大注目なのです。

 

新色・アトランティックブルー

 

濃いネイビーブルーなので、フォーマルもビジネスシーンでもイケるカラーリング。

 

 

そして、UltraにもSeries 9〜1にもどちらにもマッチ。なぜなら、ラグ/バックル部分はブラックとシルバーの両方が用意されているから。

ブラック系のケースも、シルバー系のケースもOKです。

 

 

既に定番となっているのが、Ultraにバッチリとマッチする【ウルトラオレンジ】!もちろんこちらも、ブラック/シルバーどちらのハードウエアも用意されています。お好きな方を。このオフィシャル感。アクションボタン(インターナショナルオレンジ)や、デジタルクラウンのオレンジにしっかりとマッチ。

 

 

既に【Sport Band】でお馴染みのウルトラオレンジですが、開口部が無いデザインのこのラギッドバンドでのオレンジ展開はまた違った魅力がありまくりなのです。

 

 

 

好評を博したデザインはそのままに、「マテリアルを大幅にアップデート」したラギッドバンド最新モデルは、そのメイン素材に「フッ素ゴム」(FKM)を使用した究極のシリコン系(でも、シリコンではありません!

 

 

この「フッ素ゴム」というシロモノ。何しろ、存在する合成ゴムの中ではトップレベルの品質が高い。当然、シリコンよりもコストが高くつきます。シリコンは通常の家庭雑貨などでも多く、iPhoneケースなどでも何かと使用されていますが、フッ素ゴムの方は、製造部品、設備などに使用される高級なマテリアル。このあたりの「コストコントロール」的なモノはNOMADが誇る機能のひとつと言っていいでしょう。ホーウィン社の高級レザーなどでそのコストパフォーマンスはユーザーのお墨付き。

 

 

そのフッ素ゴムをメイン素材としたのが生まれ変わった【NOMAD Rugged Strap】。実に様々な耐性を誇る素材です。

まずはお約束の「耐水性」。これは、NOMADの他のバンドでももうお馴染みですが、これにプラスして、なんとフッ素ゴムは「耐油性」にも優れています。水だけじゃない。万が一の油汚れなどにも強い。

そして、【手洗いタイマー】。なんと言っても、防水のバンドがハマります!

 

 

そして、水とは逆に熱にも強い。耐熱の限界温度がおよそ300度。(ちなみにシリコンは280度。天然ゴムが120度。)
ゴム系マテリアルの中ではトップレベルの耐熱性。例えば、炎天下での車の中のプラスチック系の雑貨が溶けてしまって「うわ〜っ!」てな体験をした方もいらっしゃるかと。そして、炎にも耐性があります。キャンプ、BBQで、やっちゃった方、いらっしゃるのでは?溶けるならまだしも(ダメだけど)、ファブリック系バンドに炎が・・・なんて洒落にならないのでご注意を。つか、アウドドア活動にもうってつけのNOMAD Rugged Strapであります。

 

 

ハードウエア部分は、NOMADのApple Watchストラップシリーズではもうお馴染みの「316Lステンレススチール」。

 

 

NOMAD Rugged Strapに採用しているのは中でも、ちょいとコダワリの「サージカルスチール」を使用しています。

 

 

サージカル = 外科手術用具にも使用されているスチールですから、当然、身体には低刺激。優しいスチールです。安心です。ぐっと医療・ウエルネス寄りにシフトしてきたApple WatchとwatchOSですから、そのツールであるApple Watchストラップも「こうありたい」というお手本に。

 

ブラックはPVD加工

今回のカラバリ展開は2色。この「316Lサージカルスチール」の色がブラックシルバーの2カラー展開となります。最早、AWのバリエーションは「あなたのセンスで何でもアリ」なカラバリ、マテリアルバリになりましたから!あえての、シルバーのケースにブラックのスチールとか、スペースグレーにシルバーとかの組み合わせだって、レッドにブラック金具とかもアリアリアリです。

 

スペースグレイに、シルバーハードウエア
ブルー、レッドにもしっかりとハマります

 

デザイン。まず目立つのが表面裏面の特徴的な形状です。

 

 

表面のギザ。シャープなインパクト。

 

 

裏面の特徴的なベンチレーション形状。水や汗を逃しやすく、乾きやすい形状になっています。「肌に当たるとデコボコしているんじゃ・・・」と思っちゃう方もいらっしゃるかもしれませんが、まったくそれはありませんのでご安心を。つか、超快適な装着感でございます。

 

 

定革(ていかく)と遊革(ゆうかく)。要はベルトを固定しておく部分ですが、定革部分は「押さえ」の形状となっています。ここで、定革がしっかりと固定されます。レザーストラップのように、シリコン/ゴム系ストラップでも定革と遊革があるデザインって、かっこいいですよね。

もちろん、NOMAD他ストラップ同様に、スライドアウト耐性は5kg〜20kgの横方向スライドアウトに耐久。激しい動き、スポーツ、作業にも安心。

 

 

というわけで、サードパーティ製Apple Watchのストラップとしては、最早誰もスルーできないトップレベルの位置に君臨するNOMAD社のラギッドバンド。Ultraユーザーの皆様も、Series 9〜1・SEの皆様も大注目のコスパ抜群のバンドとなっています。新色リリース時は出来る限り早めに押さえちゃってくださいませ。

 

(text:TokyoTool編集部 ヨウジロウ)

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