来たっ!【NOMAD Rugged Case for Air Pods Pro】や【NOMAD Modern Strap】【NOMAD Shell Cordovan Strap】が記録的売上を更新し続けるNOMADのホーウィン社レザーラインのプロダクツ。
AirPods(AirPods Pro)、Apple Watchと来て、今度は待望のiPad Pro専用のレザーケースが到着。
フォリオ型です。フラップ(蓋)搭載の、Appleオフィシャルでお馴染みのフォリオケース全体に、世界のホーウィン社の本革・タンニンなめし革を纏ったゴージャスなケース。その深い佇まいは、iPad Proを完璧に生まれ変わらせてくれます!
まずは、テキストで完璧に表現するのは100%難しいこの2点はお伝えしたいのですよ。高級なレザーを使用したソファや靴のあの香りが、あなたのiPad Proから漂うという快楽。
そして、なんといっても触感。Apple公式のフォリオケースのようなフニャフニャっとしたモノとは雲泥の差。ホーウィン社レザーのしっかり感とタンニンなめし革のしっとり感が相まって、マーベラスなタッチフィーリング。テキストじゃ伝えられないもどかしさ。
つまり・・・iPad Proを触るのが、楽しくなる。嬉しくなるのです。iPad Proに早く触りたい!という。香りはそのうち薄らいでくるとしても、触感は重要。超重要だってことが理解できました。とにかく、常時触るものですから、触感は大事なのです。
さてさてさて!Rugged Folio for iPad Proのポイントは高級レザーを使用しただけってわけじゃないのです。NOMADはそんなヤボはしません。それでは、この素晴らしいフォリオケースの秀逸な機能をチェックしていきましょう。
バンパー搭載です。
レザー部とキレイに連結されたTPEバンパーで、iPad Proのサイド、上部、底面をガード。そして全体剛性もアップという算段。iPhoneケース同様、iPad Pro全体がしっかりと覆われる安心感(それでいて、スリム感はキープ)。
言うまでもなく、ボタン類の作り、開口部などは寸分の狂いもなく。ここらへんはiPhoneケースで世界定評のNOMADですから、そつなくやってくれます。ボタンのプッシュ感も最高です。
背面カメラレンズ開口部。しっかり保護。ここ、ホント大事。Appleフォリオと異なり、開口部とレザーの間にTPEが仕込んであるのです。安心感、ハンパなし。
で、このバンパー。実は、iPad Proのディスプレイだって守ってくれるのです。バンパーのフレーム部分がディスプレイからおよそ1.2mm高く作られている。大事です。ほとんどのiPhoneケースだってフレームが画面より若干高く作られているわけですから。
例えばAppleオフィシャルのフォリオケースの蓋部分を強めにパタン!と閉める時、ちょいと気になることありませんか?「やばい・・・これ、画面、大丈夫だよな・・・?」的なある種の不安感。それが解消されます。蓋がバンパーに当たるわけですから、無問題なのです。それでいて、ちゃ〜んと確実にスリープ&ウエイクが機能するのがNOMADメソッド!
もちろん、Apple Pencil装着部分専用の開口設計もバッチリ。
バンパーを搭載することにより、重要となってくるのがマグネット。全部で37個ものコンパクトな磁石が内蔵されています。
内部にかましてあるマグネットのレイアウトはこんな感じ(オフィシャルページより)。蓋の開閉も完璧。
ここで、appleinsider.comの製品レビューを引用させていただきます。
“強力な磁気クロージャーを備えているため、Appleのフォリオのように、誤って開いてしまうことが無い。”
・・・なんですよ。何かのはずみで、蓋が開いていて勝手にウエイクされていたことがある方、多いかと。(それでバッテリーも減っていたという)アレが無くなります。バンパー部でしっかりと固定されるので、「何かのはずみ」でも大丈夫。よく考えてくれたし、よく実現できたなあ、という。
そして、キックバック。お馴染みのディスプレイの固定角度モードも、安定感、あります。
「デバイスを純粋にタブレットとして使用する」のがメインの方。マジックキーボードを使うほどキーボードは使用しない、どうしても使いたい時はワイヤレスキーボードなどを使うという方の場合、キックバックモードの安定感は重要です。モニターになるわけですからね。
内部のライニングはもちろん、のマイクロファイバー使いです。装着中、装着後の傷は皆無。
Rugged Folio for iPad Proのバリエーションは全4種類。
なお、iPad Proは2020でも2018でも使用OK(共通なので、レンズ開口部は2020用)。
さて、ラストの機能・・・というか、このRugged Folio for iPad Pro、そして世界のタンナーホーウィン社レザーの最大の特長である「エイジング」(経年変化)について。
AirPodsケースや、Apple Watchストラップ以上に、ふんだんに広く、大きくレザーが使われているわけですから、エイジングがより深く味わえるのです。そして、AirPods充電ケースやApple Watch以上に圧倒的に「触る回数」が多いのでエイジングの進行度も当然早い。使えば、使うほどにどんどん、あなた「だけ」のレザーに成長する。
ここで、「【ハウツー】TokyoMacのレザー製品をメンテする」でお馴染みのレザーメンテナンスアドバイザーのSEIZY氏にこのRugged Folio for iPad Proのレザーについて伺いました。
・iPhone ケース、iPad ケースは、AirPods ケースやApple Watchバンドと比べると直接触ることが多いため、経年変化を楽しむ上での醍醐味である色落ちや傷などがつきやすく、中には気になってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、それこそが、加工などされていないホーウィン社のタンニンなめし革の最大の味わいとなります。エイジングを楽しんで!
・普段のお手入れは、柔軟効果が高く油分のほとんどない「モゥブレイ デリケートクリーム※」を屈折部分など気になる箇所に布で刷り込むだけで十分です。
・エイジングの過程で起こる色落ちや傷などが気になる人は、コラーゲンのような「コロニル1909※※」を全体に塗り、布で擦り込んだ後、馬毛ブラシでブラッシングすれば、傷が目立たなるだけでなく、革全体が艶やかな光を放ちます。
★できれば、いい感じのエイジングのためにデリケートクリームだけは、刷り込んでおくのがコツです。
※※右:コロニル1909
ちなみに、デリケートクリーム(Amazonで2,039個の評価 !)はNOMAD社の他のホーウィン社レザーアイテム(NOMAD Rugged Case for Air Pods Pro・NOMAD Modern Strap・NOMAD Shell Cordovan Strap)にも使えるので、一つ揃えておくのがグッドですね。
さてさて、機能からレザーのメンテまで駆け足でお送りしました、Rugged Folio for iPad Proのレビュー。最早、これだけのボリュームのレザーを使用したケースは、ホーウィン社のシューズなどを所有するのと同じ感覚!iPad Proケースとしての機能も申し分なく、また一つNOMAD発のパーフェクトなプロダクトが登場したのです。