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【レビュー】NOMAD Active Strap Pro

人気のモカブラウン、41/40/38mm版も新登場!防水レザーバンドの世界定番。

レザーなのに、しかも、ドイツ老舗本革タンナーのレザーなのに防水」で、話題となり瞬く間に世界定番となったお馴染み【NOMAD Active Strap】。2022年秋からは、45mm版で大人気のモカブラウンカラーの、41/40/38mm版(ブラック金具/シルバー金具)も待望の新登場。

モカブラウン(ブラック金具)

では、この防水レザーバンドの定番を、ザザッとチェックしていきましょう。

 

 

防水されているApple Watchでも、ストラップが防水じゃない。レザーストラップの場合、やっぱり手洗いなどの時にいったん外していたわけです・・・

もうご存知のように、watch OSに「手洗い機能」が搭載されています。時節柄、これはどうしても使いたい機能。つまり、手を洗っている時にも、いや、時こそ、Apple Watchが必要。

そんな時のNOMAD Active Strap Pro!防水レザーなら無問題。

 

 

さらに、レザーが防水だと大きなメリットが生まれるシーンはまだまだあります。ちょっと汚れた場合、水でササッと流せる。コレもうれしい。アクティビティで水泳やマリンスポーツ系でApple Watchを使う。コレにも使える。春・夏になっても汗に強い。コレもうれしい・・・と、今までのレザーストラップの「水に弱い問題」が一挙に解決してしまうのです。

 

 

「Heinen(ハイネン)社」製のなめし革は、長年の防水革の技術を用いた自然なめし革の疎水性を利用しています。表面にコーティング剤など撥水性の薬品などで加工しているわけではありません。まさに、レザーそのまま。なのに、防水性があるという技アリ性能。さらに、Heinen社独自の天然脂質も染み込んでるといううれしみ。

Heinen社のレザーは、例えば、ホーウィン社レザーと比較すると、精悍な、そしてスムースなレザーの表情があります。

 

 

これで、まずはストラップ表面の防水性は確保されました。

では、今度は裏面です。前バージョンでは裏面もHeinen社レザーによる、特殊形状のベンチレーションだったわけですが、今回のバージョンアップにより、裏面は、巷で噂の「FKM」(フッ素エラストマー)を導入しています。

 

(左)NOMAD Active Strap (右)NOMAD Active Strap Pro

NOMAD社のスポーツ系ストラップでメディアでも話題となっているこの「FKM」なるマテリアル。こちらも大人気のスポーツ系ストラップ【NOMAD Rugged Strap】にも使用されています。耐水性、耐化学薬品性、耐熱性、耐炎性、耐候性、耐オゾン性という機能が自慢のパワフルっぷり。

コレを裏面に搭載することにより、より防水性能を高めたものが【NOMAD Active Strap Pro】となります。

そして、前バージョン同様、特殊なベンチレーション形状により、水や汗がストラップ裏側に入り込んで来た場合にも素早く乾燥させる換気機能として働いてくれるのです。

 

 

表面の落ち着いたスムースなレザーの表情と、裏面のマッシブなデザインの対比も素敵!普段は、裏面は見えないのに外すと現れるその精悍な表情。さらに、レザー部(表面)とFKM(裏面)の接合の精密っぷりは、NOMAD社ならではの細かい仕事、できています!寸分の違和感なく、2つのマテリアルが融合しています。コレもスゴイ。そして、ここ大事なポイント。

 

 

最早、説明不要のNOMAD社渾身のハードウエア部。シルバーもブラックも高品質な316Lステンレススチール仕様。もちろん、316Lステンレススチールは耐水性ありますので、これでストラップのすべてが「耐水・防水」となるわけですよ。

 

 

S6からApple Watchのケースのカラーバリエーションも増えて、ここは選び甲斐のある、NOMAD Active Strap Proのカラーバリエーション。とことん迷いましょう!

ブラックレザー ✕ シルバーハードウェア

ブラックレザー ✕ ブラックハードウェア

ブラウンレザー ✕ シルバーハードウェア

ブラウンレザー ✕ ブラックハードウェア

「ケースが黒いから、ストラップも黒で・・・」という定番な選択だけではなく、様々な組み合わせでカスタマイズしたい。個人的に最近ハマっているのは、ブラック系ケースにシルバー系ハードウエア。あるいは、ブラウンレザーにブラックハードウエア・・・もう、迷いに迷う・・・。NOMAD社のストラップの欠点(?)(そして、長所!)は、いつだってこの「迷わせてくれる」というところ(笑)。

 

 

ラストに、ウオッチストラップのウンチクで終了してみましょうか。ストラップにはちゃんと日本語名称が付いているのをご存知でしょうか?

 

 

バックル部分の棒を「ツク棒」(B)。そのツク棒を固定する場所、バックルのメイン部が「尾錠」(A)。

ベルトを止めておく部分は「定革」(C)と「遊革」(D)。「定革」は、ベルトに固定されている場合。2つとも「遊革」のモノもあり、NOMAD Active Strap Proは「遊革」が2個ということになります。

 

 

・・・んなウンチクも楽しみつつ、この新たにパワーアップされた画期的な防水レザーストラップをお楽しみください!

(TEXT:TokyoTool編集部 ヨウジロウ)

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