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【レビュー】NOMAD Titanium Band
【速報】Apple Watch Ultra 2 や iPhone 16 Pro など、Apple 製品群でも統一されているチタングレード5を新たに採用。新たなDLCコーティング加工技術も更新。

 

新たなナチュラルモデルのデザインは、以前のモデルとまったく同じとなります。もう、すっかり世界定番のフォルムになったので変更の必然性、無し!です。

変更されたのは、チタニウムの種類と加工技術。

Appleに準拠し、NOMADもグレード5のチタニウムを採用。同じく、Appleが採用を開始したダイヤモンドライクカーボンのコーティング技術も更新。もともと、NOMADチタニウムバンドにはダイヤモンドライクカーボンの加工が施されていたのですが、今回、チタニウムが変更されたことにより、新しいダイヤモンドライクカーボン加工となりました。スクラッチ耐性(引っかき傷など)も、アップしています。

※Apple Watch Ultra 2は、ナチュラルチタニウムモデルもブラックチタニウムモデルも、チタニウムのグレードは「5」です。

★Apple社のグレード5チタニウムの仕様(Apple Watch Ultra 2)

※ここでご注意いただきたいのが、国内でのご購入TokyoTool✕MP2Lで先行ご予約販売されている【ナチュラルモデル・49mm/46mm】は今回バージョンアップされた「最新版」です。安心してご購入ください! 

 

 

さてさて、いよいよApple Watch Ultraが2カラバリに。ブラックチタニウムの誕生です・・・というわけで、いち早くNOMADチタンバンドのブラックモデルを装着。言わずもがなの、マッチング。フォトレポートをどうぞ!

 

そして、こちらが2024年秋より更新されたナチュラルモデル。

 

 

もはや、純正。この一体感。「純度99%グレード5」のNOMADチタニウムバンドは、グレード5チタニウム使用のUltraとの最高レベルのコンビネーションとなりました。

 

 

それでは、チタンバンドをご紹介していきますよ。まずは、NOMAD社お家芸である、クオリティ感じまくりのパッケージ開封の儀。

 

 

最新のNOMAD Titanium Bandは、二分割されたブレスレットで構成されています。こ…このクオリティ…まずはこのチタンの美しさを、箱の中に入れたまま愛でてみることにします…。

 

 

Apple Watchに装着前から既に眺めていたくなるバンドは、なかなかありません。しばらくうっとりと観察…。

 

 

裏面。こちらも美しく。「クラシックでありながら、モダン。

 

 

チタン。貴金属レベルの耐食性がある金属の中では、最も軽い。

 

チタン(Titanium)は貴金属レベルの耐食性がある金属の中では、最も軽い。ステンレススチールの重さに慣れている方なら、見た目から想像できない軽量っぷりに驚いてしまうハズ。いや、軽い軽い!チタンはご存知のように、宇宙や海洋など様々な環境で使用されているマテリアル。「軽い金属」は、現場で理想的な素材。

 
Apple Watchケースとの完璧な融合感。

 

幅が35mmワイドタイプなので、Ultraはもちろん、Series 10ともデザインバランス最高。

 

 

NOMAD社の使用するチタンの純度は99%以上(!)。密度も強度も高い。

さて、ここでNOMAD社のステンレススチールストラップを例として、ステンレススチールとチタンの違いについて先に解説をば。

まずはもちろん、重量。リンク(コマ)数 22個(最大)での比較です。Apple Watch含まず。

チタン / 68g 
ステンレススチール/ 108g

チタンは、ステンレススチールの62%の重さしかありません。持ってみると一瞬でわかりますよ。ぜんぜん違います。

さらに、色も異なります。シルバーもブラックも、ステンレススチールの方が光沢感が強い。ステンレススチールと比較してマット感があるのが、チタンです。

 

左;チタン 右:ステンレススチール
 

チタンの特性。

 

 

チタンの特性として、「汗や海水にも強い耐久性」を持ちます。つまり、夏やスポーツにもOK。このビジュアルで、 機能的にビジネスからフィットネスOKの万能感。

 

 

さらにさらに!ちょいとお肌が敏感な方にも朗報中の朗報。アレルギーフリー」という特性。

アクセサリーなどに使用される貴金属は強度のために「混合物」が必要なのですが、それがアレルギーの原因になってしまうことが多いのです。
チタンの場合、その「混合物」不要。そんなものが無くてもじゅうぶんな強度があります。肌と触れても何の反応もしない。イオンが肌にくっつかない。なので、夏の季節でも安心なのです。

 

 

DLC

   そして、DLC仕様です。ダイヤモンドライクカーボン。金属の表面にコーティングすると、摩擦係数が低下。傷などが つきにくくなるという魔法のコーティング仕様。

 

 

ちなみに既にこのDLCはあらゆる箇所に使用されています。機械部品、自動車の部品、ディスクやヘッド、磁気テープやドリル、時計のベゼル・・・実にいろいろなモノたちに成膜されています。

 

 

進化した、脱着。

 

 

クラスプ部分が、素晴らしくアップグレード!

 

 

初代が、蝶番形式(ヒンジ)のクラスプだったわけですが、 最新モデルでは一挙に進化。

 

 

マグネットによる独自システム、軽く押して、装着。両側のボタンを軽く押して、取り外し。実にシンプルスマートスピーディー。そして、確実

 

 

ベルトが2分割されるので、ビジュアル的にもめちゃめちゃクールになったという、これぞ改良中の改良!

 
 

Apple準拠のラグパーツ

   

実は、一箇所だけ「チタンを使用していない」箇所があります。しかも「あえて、使用していない」。それが、このラグ部分。ビジュアル的には、Apple Watchケースの両端からチラリと顔を出すこの部分です。

 

 

この部分は、高品質の「316Lステンレススチール」を使用しています。

「ん?なんでここだけチタンじゃないの?」・・・実は大きな理由があります。Apple推奨。準拠なのです。

Apple社はApple Watchのラグ部分には「ステンレススチール仕様が望ましい」と、公式アナウンスしています。NOMAD社はこの推奨に従ってラグ部分のみ、チタンではなく316Lステンレススチールを使用したというわけです。
ここを変に自己主張して「いや、ぜんぶチタンにしないと!」なんて無粋なことはせずに、ちゃんと主役である Apple Watchケースの仕様に従っています。

そして、もちろん、その「316Lステンレススチール」の高品質っぷりNOMAD社Apple Watchストラップシリーズで定評。

 

ラグはApple準拠のステンレススチールを使用

 

ラストに。前バージョンでもお馴染みの「完全自分サイズ構築のためのカスタムリンク調整」。手首のサイズにジャストマッチさせるためにリンク(コマ)を簡単に脱着するツールが同梱。

 

 

このツール自体もしっかりとアプデしてきているのが流石なNOMAD社。外すためのツール、再び付けるためのツールの両方が用意されています。万が一ピンを紛失した時のためのスペアなどもちゃ〜んと同梱。そして、もちろん調整のための説明書も同梱。

 

上;リンクを外す 下:リンクを挿入する

 

価格のお話もしておかないと。Appleの純正リンクブレスレットを諦めてしまった方、検討している方、比較したい方へ・・・【NOMAD Titanium Band】は「チタン仕様」でこの純正リンクブレスレットの価格より安いわけですから、やっぱりどう考えてもコスパ高いです。クオリティは、もう誰がどの角度からみてもスキ無しの、パーフェクトプロダクトでございます。全世界が大注目の製品なので、在庫がある場合、お早めのご購入をば。

 

Ultraユーザーの方々はもちろん、サイズがワイド化したSeries 10のみなさまも大注目のNOMADのフラッグシッププロダクト。ナチュラルモデル(49mm/46mm)は、Appleのチタニウム素材・製作に準拠する形となった最新版となり、これはいよいよスルーできません。2024年から2025年の「オールタイム・キング・オブ・チタンバンド」へと更新されたわけです。

(TEXT:TokyoTool)

 

NOMAD Titanium Band (2024-2025・最新版先行販売中)

 

Apple Watch Ultra+NOMADチタンバンド公式フォトギャラリー