NOMAD Titanium Bandの2021年バージョンがリリースされてから、およそ2ヶ月。新たにNOMAD Metal Mirror Bandが届きました!現在、TokyoTool x MP2LではNOMAD社のスチール系バンドが3種類リリースされています。
❶ Titanium Band(チタンバンド) 以下、【チタン】と表記します。
❷ Apple Watch Stainless Steel Band(ステンレススチールバンド)以下、【ステンレススチール】と表記します。
❸ 新発売のNOMAD Metal Mirror Band(メタルミラーバンド)以下、【メタルミラー】と表記します。
それぞれに特徴がありますので、このブログもご参考にしていただき、じっくりと吟味していただきたく思います。
クラシックなリンクで構成されたデザインは、【チタン】と【メタルミラー】がほぼ同じデザイン。マグネット式のクラスプ搭載のため、2分割型のバンドとなります。
対する【ステンレススチール】は、ヒンジ(蝶番)スタイルで、バンドとクラスプが一体化されています。
最も検討したいポイントの一つになるかと思います。まず、3種のバンドのカラーバリエーションを整理しておきます。
【チタン】
❶ブラック
❷シルバー
【ステンレススチール】
❶ブラック
❷シルバー
【メタルミラー】
❶グラファイト
❷シルバー
特に比較マストなのが、シルバー。同じシルバーといえども、まったく色目/光沢感が異なります。
【チタン】のシルバーは、光沢感が弱く、どちらかというとマットな質感(つや消し)になります。
【ステンレススチール】のシルバーは、チタンよりも光沢感が強く、【メタルミラー】よりも弱い。
【メタルミラー】のシルバーは光沢感が最も強く、鏡面仕様です。
3種のシルバーを並べてみましょう。
また、ブラックについては【チタン】と【ステンレススチール】で展開されています。
【ステンレススチール】のブラックは【チタン】よりも光沢感があり、【チタン】のブラックは、光沢感が弱いマット系となります。
【メタルミラー】はブラックが無く、グラファイトとなります。こちらはブラック寄りのグレーで光沢感が強い鏡面仕上げです。Apple Watchのステンレススチールケースのグラファイトのカラーのイメージに近いものとなっています。
デザイン系ではなく、機能的に非常に重要なポイントとなってくるのが重さ。特に、チタンとステンレススチール/メタルミラーの重さの違いは顕著です。いずれも、すべてのリンクを付けた場合の最大重量となっています。リンクの数によって重量は変動します。
【チタン】68グラム
【ステンレススチール】97グラム
【メタルミラー】108グラム
【チタン】はその軽さが最も重要な特長・機能となるため、圧倒的に軽いのがわかります。【ステンレススチール】と【メタルミラー】の差は11グラム。ステンレススチールは、チタンと比較すれば重く感じますが、通常のスチール系のバンドと同程度です。【チタン】はスチールとは思えないほど軽いので、よりワークアウトにも向いていると言えます。【チタン】は【ステンレススチール】の約70%。【メタルミラー】の約62%となります。余談ですが、来年発売のiPhoneにはチタンモデルもリリースされるという噂もあり、「iPhoneの軽さ」にも注目が集まりそうですよね。
バックルの部分の比較です。【チタン】【メタルミラー】は、ネオジムマグネット式のバックルでバンドを開閉。外すと、バンドは2分割されます。ワンタッチでスマートに開閉OK。
【ステンレススチール】は、ヒンジ(蝶番)スタイル。外すしても、バンドは分割されずにリング状態のままです。クラシックな高級時計のようなスタイルです。
ダイヤモンドライクカーボン。表面を覆うコーティング(硬質膜)。傷防止などに一役買ってくれる仕様です。
【チタン】【メタルミラー】には、シルバー、ブラック、グラファイトのすべてがダイヤモンドライクカーボン仕様となっています。
【ステンレススチール】は、ブラックのみダイヤモンドライクカーボン仕様となっています。
リンク(コマ)部分を接合する、「ピン」の仕様が異なります。
【チタン】【メタルミラー】は、パイプの中にピンを挿入する接合仕様。高級腕時計に採用されている作りです。バンドの動きも、よりしなやかになります。【ステンレススチール】は、ピンのみでの接合となります。
Apple Watchケースにバンドを装着する部分。この部分には「ステンレススチールが望ましい」というAppleの推奨に準拠。【チタン】【ステンレススチール】【メタルミラー】すべてのラグが 316Lステンレススチールで製作されています。【チタン】もあえてラグ部分のみチタニウムではなく、ステンレススチールを使用。Appleの準拠に従っています。
【チタン】【ステンレススチール】【メタルミラー】共通で、水に強く、錆びにくい材質となっています。汗や海水にも強いので、仕事中だけでなく、ワークアウトにも使用OK。もちろん、手を洗う程度はまったく無問題なので、バンドを外さずに今や必須機能のひとつとなった「手洗い機能」もOK。
【チタン】【ステンレススチール】【メタルミラー】共に、金属アレルギーなどを引き起こしにくい材質を使用しています。チタンとステンレススチールでは、アレルギーになりにくい理由が異なりますのでご参考に。
【チタン】そもそもイオンが、肌に移動しない。
多くの貴金属と異なり、アレルギーの原因となってしまう「強度を維持するための混合物」が不要なのがチタンです。アレルギーとは無縁。チタンは、人の肌と触れても、無反応。チタンのイオンは、肌に移動しないのです。
【ステンレススチール】【メタルミラー】イオンが溶け出さない。
シルバーなどと異なり、316Lステンレススチールは肌と触れても、金属アレルギーの原因のひとつである金属イオンが溶け出しません。そのため、医療用手術用具にも使用されています。例えば、夏場になるとシルバーリングなどのアクセサリで指が炎症を起す方などもご利用いただけます。
もちろん、【チタン】【ステンレススチール】【メタルミラー】共に、「すべての45/44/42mm Apple Watchケースに対応」しています。
以上、NOMAD Metal Mirror Bandリリースで、3種類になったTokyoToolでのNOMAD社スチール系バンド。その比較をお送りいたしました。もちろん、いずれも甲乙つけがたし!あとはご予算とApple Watchケースと、なによりもあなたのお好みで!
<参考資料>
Apple シルバーリンクブレスレット(シルバー)・・・41,580円(税込)
Apple シルバーリンクブレスレット(ブラック)・・・53,680円(税込)
NOMAD チタニウムバンド・・・・・・・・・・・・・・35,200円(税込)
NOMAD メタルミラーバンド・・・・・・・・・・・・・28,600円(税込)
NOMAD ステンレススチールバンド・・・・・・・・・・16,500円(税込)