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【レビュー】NOMAD Card Wallet


NOMAD社が、キャッシュレス時代のために開発した高品質ミニウォレット。
Appleユーザーのウォレットは、コレでキメてみたいのです。

ウォレットの主戦場は、すっかりとコンパクトスタイルに移行した感のある今日この頃。

世界のAppleユーザーのための良質アクセサリを提供し続けるNOMAD社が、開発した、キャッシュレスのためのレザーミニウォレット。

定番ブラウンとブラック

 

まずはAppleユーザーにとっては、AirTagに関連するウォレットなので大注目なわけですが、もちろん、ウォレットとして見ても、かなり魅力のある(仕掛けのある)製品になっています。

3カラーラインナップで展開されていますこちらは、【NOMAD Card Wallet】(カードウォレット)

 

 

そしてこちらが【NOMAD Card Wallet Plus】(カードウォレットプラス)。

   

 

どちらも、ブラックブラウンと新色のイングリッシュタンの3色モデルが用意されています。

もちろん!NOMAD社レザープロダクツですから、毎度安定の超良質レザー仕様ブラックとブラウンがホーウィン社レザー。米国・シカゴの老舗レザー老舗タンナーによる、天然の植物成分でしっかりと加工されたタンニンなめし。

 

美しい・・・美しいのでありますが、NOMAD社レザーの本質は購入直後は、まだまだスタート地点。日々、使い込んで、どんどん「美しく変化」していく表情を楽しめるレザーなのです。

 
ブラウン。使用して約3ヶ月と10日間ほど。
ブラック。使用して約3ヶ月と10日間ほど。
 

購入直後よりも、深い色目に変化。さらに、小キズなどもすべて表情として刻まれていきます。結果、「自分だけのレザー」に育っていくという。NOMAD社がAppleデバイス用のレザーアクセサリで世界じゅうの評判を得た理由の一つがここにあります。ホーウィン社のレザーを使用することにより、それまで単なる「使っていくうちに劣化していく革の小物製品」だったレザーアクセサリに「経年変化(エイジング)」という重要な特徴を持たせ、数々のヒットプロダクツを登場させています。

 
使用して約3ヶ月と10日間ほど。

 

もちろん、自然なままに何もメンテナンスせずに、という手段もありますが、TokyoToolではほんのちょっとの簡単メンテナンスも推奨させていただきますよ。Appleデバイス用のレザーアクセサリに特化したクリーム、【iLeather Cream
(MinZ)。

 

 

購入直後に塗っても、一ヶ月置きに塗っても、今までまったくメンテしていないレザーに塗っても、いずれも効果あるレザークリーム。これを塗っておけば、ホーウィン社レザーのエイジングがさらに美しく変化
もちろん、汚れも落ちます。靴クリームのような嫌な匂いもせず、あなたの肌にもやさしいので指につけても無問題。いいことずくめで、オススメ。

 

 

【NOMAD Card Wallet】【NOMAD Card Wallet Plus】共にコンパクト、そしてスリムCard Walletは薄さ1cmCard Wallet Plus1.3cm

 

 

このスリムなフォルムなので、デニムのヒップポケットにも、スーツの内ポケにもスッと入っちゃいます。名刺入れ感覚。

 

NOMAD Card Wallet
NOMAD Card Wallet Plus

 

コンパクトながら、もちろん複数カードを収納できます。Card Wallet Plusは、最大16枚のカード、または12枚のカードと何枚かの折りたたまれた紙幣を収納可能です。

 

 

Card Walletは、最大10枚のカード。こちらはカードのみの収納に適しています。

 

 

ポケットの位置と、だいたいの収納容量の目安(当然、カードの厚みによって変動します)NOMAD Card Wallet あくまでも目安ですが、最大枚数。

 
NOMAD Card Wallet

❶2枚
❷2枚
❸2枚
❹4枚〜10枚

 

NOMAD Card Wallet Plus

❶2枚
❷2枚
❸4枚
❹4枚〜10枚
❺2枚
❻2枚

 

Card Wallet の表面(蓋を閉めた状態)の片側は、クイックアクセスOKのポケットになっています。この斜めに入った切込みですから、ササッと取り出せます。当然、ヘビロテするカードを入れておきましょう。

 

 

個人的には、利用するシチュエーションから考えると、Card Wallet のクイックアクセスポケットや、ダイカットスロットには、ササッと瞬時に出し入れできるように各1枚のみ収納が理想的ですね。

 

 

というところで、ダイカットスロット。

 

 

Card Wallet、Card Wallet Plus共に搭載されているカード収納用のスロット(切り込み)。
無駄にレザーのポケットを搭載してしまうと、レザーの重なりが発生してしまい、それだけフォルムが分厚くなっちゃうところを、このダイカットスロットにより回避しています。よ〜く計算されているわけです。

 

 

Card Walletには、両端を軽くポンと開くと複数のカードを重ねて収納しやすいセンターポケットのような収納箇所が搭載されています。

 

 

AirTag用の財布用アダプタである【MP2L Card for AirTag】は、Card Walletのセンターポケットや、Card Wallet Plusの内部の一番奥のポケットに収納します。また、AirTagを収納しない場合は、「頻繁には活躍しないが、絶対に常備しておきたい」カードを収納するのにもどうぞ。

 

 

さて!このNOMAD社の新たな2種類のウォレットの素晴らしい機能のひとつが、このThermoformed leather(サーモフォームド・レザー)仕様。

ウォレットのレザーの裏地は、熱と圧力で接着されたマイクロファイバーで覆われています。このマイクロファイバーが収納カード等に傷がつくのをカッチリとガードするという役目以外に、「裏打ちされていることにより、レザーの無駄な伸びを防止する」という役割もあるのです。

 

Thermoformed leather(サーモフォームド・レザー)
 

すべての部分のレザーの裏打ちとして接着されているので、生地全体が形状をキープ。カードを入れ過ぎてレザーが無駄に伸びちゃって、枚数を減らしたらカードが落下しちゃった・・・なんてことがありません。バランス良くレザーを伸縮させ、さらにウォレット全体の強度を強める効果も生まれています。

 
Thermoformed leather(サーモフォームド・レザー)

いくらレザーの表面だけ着飾っても、裏地なんだかよくわからない適当な布地・・・しかも、糸がほつれちゃったりしている革財布や、そもそもただ単に革だけ使用して、裏打ちなど一切されていないポケットなども多い中、NOMAD、やってくれちゃいました!
NOMAD社の担当者によると、この裏地とホーウィン社レザーとの接着する際のバランスや、マイクロファイバーの分量などかなり研究しつくされているとのこと。

 
Thermoformed leather(サーモフォームド・レザー)

 

さてさて、いよいよAirTag!待望のプチプライスで入手可能なMP2L Card for AirTagが販売開始されました。既にニュースサイトでも話題となっている「財布の追跡を容易にするクレジットカードサイズのAirTag用ホルダー」です。

 

 

 

このMP2L Card for AirTagは、今回ご紹介した2種のウォレットにジャストにサイジングされています。サイズ対応。もう、説明するまでもなく、この方法が「財布にAirTagを固定収納しておく最良の方法」なのではないでしょうか?

 

 
 

さて、ラストにこれも言っておかねば・・・もちろん、他のNOMADのレザーアクセサリシリーズとのビジュアルのハマりっぷりは言わずもがな。

 

 

クオリティの高いミニマムスタイルのキャッシュレスウォレット、ミニウォレットをお探しの方、AirTagを財布にもきちんと潜ませたい方にも最適。もちろん、NOMAD社の他アイテムのユーザーの方へも!

(TokyoTool編集部:ヨウジロウ)

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