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Appleデバイス用ハイクオリティレザーアクセシリーズ、新たに起動。

NOMAD社のプロダクツに続き、 TokyoTool x MP2Lの新たなレザーアクセサリプロジェクトがスタートしました。

イタリアの老舗タンナー【FAEDA社】の鮮やかで深い発色のフルグレインレザーを使用し、【alto】レザー工房だけで製作された、高品質のAppleデバイス用アクセサリの数々。

 

既に米国など海外では注目されているこのalto社のレザーアクセを、厳選し、日本国内市場向けにチューニング。新たに日本向けのラインナップとしてこれから続々と登場します。そのハイクオリティなモノづくりで製作されたレザーアクセサリを、あなたのAppleデバイスに纏わせてみてください。

第一弾が【alto ORIGINAL 360(アルト・オリジナル360)】。FAEDA社の艶やかなレザーを使用した、耐衝撃性能を併せ持つiPhone 13シリーズ用ケース。

 

 

レザーケースですが、コッテリせずにiPhoneのスリムなフォルムを壊さないスリムなケース。イタリアのフルグレイン独特のタッチも素晴らしく。

 

 

なにしろ、イタリアンレザーといえば、その発色。家具、車、靴、バッグ、ステーショナリーに至るまで、イタリアの鮮やかな発色のレザーはいつだって人気。

alto社がチョイスした色は、3色。キャラメルブラウン、フォレストグリーン、ネイビーブルー。

 

キャラメルブラウン

フォレストグリーン

ネイビーブルー

 

ここで、知っておきたい仕様をば。ネイビーブルー通常版モデルのみ、他のレザーと仕様が変わります。
もちろん、同じフルグレインレザーであることに変わりないのですが、「ネイビーブルーの通常版」が、「シボ模様あり」「ネイビーブルーのMagSafe対応版」が「シボ模様なし」となります。また、シボ「あり」は、「なし」と比較すると、若干硬めの感触となります。
異なる部分のレザーを使用しているために、仕様が異なっているわけです。どちらにするかは、機能とデザインを加味してご検討いただければ。

 

ネイビーブルー(通常版)

ネイビーブルー(MagSafe対応版)
 

レザー部とTPU部の接合も、開口部ボタン部のディテールも、もちろんパーフェクト。FAEDA社の高品質レザーを使って、alto社のレザー工房内で手作業でクリエイトされていますので、出来が違います。alto社は高い品質を保持するために、中国など海外の工場での製作作業は一切ありません。すべては社内レザー工房での正真正銘「made in taiwan」

 

alto社 LEATHER WORKS工房

 

FAEDA社のレザーについても、知っておいてください。1956年創業、今年65年目の老舗のタンナー。工場は、イタリアトスカーナ州に位置します。

 

 

FAEDA社熟練の職人が、何百年もの歴史がある鞣し(なめし)技術で、素上げのレザー表面に を出して、カラーリングを施します。

FAEDA社は、品質を保持するためにすべてフルグレインレザーを採用しています。気泡を残したままの表面。繊細で深いカラーリングと、独特の皺模様も特徴。高級レザーだけが醸し出す存在感を、iPhoneに纏う愉しみ・・・。

 

FAEDA社オフィシャルサイト

 

例えば、もうお馴染みのNOMAD社レザーアクセサリのホーウィン社(アメリカ)レザー。天然の植物性のなめし革はそのエイジング(経年変化)で深く深く変化していくので有名です。色は深くなり、スレや小キズなどもあなたのレザーの表情となって刻まれていきます。


そして、FAEDA社のフルグレインレザーも、エイジング深い色へと経年変化していきます。同じく、スレ、小キズなども味として刻まれて馴染んでいきます。

 

 

ツルツルでまるでビニールのような、加工されたレザー製品「変化」ではなく、「劣化」していくだけです。 購入直後はキレイでも、使用していくにつれ、加工部分が剥がれたり、破けなども発生していきます。NOMAD社のレザーも、FAEDA社のフルグレインレザーも、このような加工されたレザーではなく、本革。鞣し革。だから、購入した時のレザーを経年とメンテナンスによって、あなた独自のレザーに育てることができます。

加工されたビニールのようなレザーではなく、イタリアのヴィンテージ家具や車のシートのような、深く艶やかなフルグレインレザーの変化していくカラーリングを楽しんでください。

 

 

alto社のデザインは、「見えない」部分に究極のこだわりを見せてくれました。バンパー内部、iPhoneを傷から保護するためにマイクロファイバーを敷き詰め、さらに、表面のレザーと同じカラーリングのマイクロファイバーを用意したのです。コレは嬉しい!

 

 

たまにiPhoneを乾拭きしたり、レザーケースをクリームなどでメンテナンスする場合、iPhoneをケースからいったん外す…その時に内部のマイクロファイバーをまたじっくり見ちゃったりしますね。これは。普段は見えないからこそ、の密かな愉しみなんですよ。仕立ての良いスーツやジャケットからチラリとみえる裏地感覚的な。

 

レザーと同色のマイクロファイバー

 

さて、バンパー部分、行きましょう!このalto ORIGINAL 360の正式製品名が【alto ORIGINAL 360 Drop Protection Leather Case】ドロッププロテクション。つまり、落下保護。360度のどの角度から落下させてもガードするという意味合いのプロダクト名。そうです。ミルです。ミルスペックのバンパーになっています。1.5mの高さからのiPhone落下テストもきっちりクリアのMIL規格準拠。

 

 

きっちりガードするからと言って、無駄に分厚くしているわけではありません。スリムなフォルムでも、保護してくれます。内部は、「ハニカム」仕様。この六角形の組み合わせがバンパーのツクリをよりタフにしています。

 

 

そして、「縁(ふち)」部分にもご注目を。

表面、ディスプレイ側のバンパー縁の高さは、iPhone 13 ProとMaxが画面よりも0.7mm高く設計されています。
iPhone 13とminiは、0.4mm高く設計されています。

 

 

さらにさらに!デカくなったiPhone 13 ProやMaxのレンズのために、背面レンズ部の縁は・・・iPhone 13 ProやMaxでレンズから0.7mmの高さで設計。

 

レンズを「バンパーの高さ」で守っているのがわかります。

iPhone 13、miniは、iPhone 13 Proほどレンズが大きくないので、レンズ周りの縁も低めに設計されています。無駄はしません。たまに、iPhone 13シリーズで共通パーツ使っちゃってるケースがありますが、altoでは、ありえません。

 

 

MagSafe対応版】は、Apple純正MagSafe充電器はもちろん、各種MagSafeアクセサリに対応しています。

 

各種MagSafeアクセにも対応

 

近日発売予定のalto社オリジナルのレザーカードウォレット&スタンドにも、もちろん対応。お楽しみに!ケースもウォレット(スタンド)もレザーでキメてくれます。

 

 

ラストに、alto ORIGINAL 360のメンテナンスについて。普段、ちょっと汚れたら、乾拭きでササッと拭いておけばじゅうぶんです。そして、オススメのメンテナンスとして、Apple純正やNOMAD社レザーアクセ同様、お馴染み【iLeather Cream】の塗布をオススメ。

 

まずは、購入直後にクリームを塗っておく。基本的に、購入した直後はレザーは乾燥していますので、ここでクリームを入れてあげる。コレが効くのです。あとは、一ヶ月に一度、塗ってあげる程度で十分。 クリームは、保湿とクリーニングの両方の機能を併せ持っていますので、汚れも落ちます。

 

購入時と、月イチの塗布を推奨。

 

なんとなく、くすんできたかな、と思ったらクリームを刷り込んであげてください。くすみも落ちるし、美しいエイジングのための保湿効果もあり、一石二鳥なのです。

 

iLeather Cream

 

2021年末からいよいよスタートした、日本国内でのalto社のレザープロジェクト。まずはその第一弾としてデビューした【alto ORIGINAL 360】。世界レベルのレザーのクオリティと、細やかなクラフトワークのコンビネーションで誕生したレザーケースを、あなたのiPhoneに。

(text:TokyoTool編集部 ヨウジロウ)

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