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【レビュー】alto Anello 360

バッグもポーチも財布も不要な日。機能性と、レザー品質の好バランス。

alto社レザー工房✕イタリア老舗タンナーFAEDA社のコラボプロジェクトfor Appleアクセサリシリーズの 最新アイテムが到着しました。

 

alto Anello 360(アネロ360)>は、主に2つの機能性と、様々なギミックを持ち、かつ・・・かつ!高品質レザーを使用し、繊細な製作過程のレザークラフトを実現した、究極的なiPhoneケースなのです。

簡単に言うと、機能性品質製造過程もハンパないという。

ケースに、可動(回転)式のカードウオレットが装着されています。さらに、専用のネックストラップが付属。

 

機能性とレザー品質の好バランス

 

既に発売中の4アイテム同様、alto Anello 360も、FAEDA社(1959年創業のイタリア・トスカーナ州老舗タンナー)のフルグレインレザーを使用。イタリアレザー工芸の美しく自然な風合い。鮮やかな発色気泡をそのまま残した表面、繊細な色合いと唯一無二のシワ模様が特徴。最高品質のフルグレイン・アニリン仕上げのレザーが使用されています。

 

 

今回使用されているFAEDA社レザーは、この3色。セメントグレー、レイヴンブラック、フォレストグリーン、ご覧の通りの相変わらずの「独特の深み」ある発色の高品質レザーであります。もちろん、本体ウォレット、そしてネックストラップカラビナ部接合部分に贅沢に使用されています。

 

 

そして、その高品質レザーを、製品として仕上げるのがalto社レザー工房。今回のような、ギミックが派手なアクセサリをレザーで実現させるには、これはもう手間がかかるハンドメイドしかありえません。つまり、ものすごく贅沢なレザーアクセなのです。

 

alto社レザー工房

 

ステッチなど裁縫部分、レザーとバンパー部の接合処理なども素晴らしく、文句のつけようがありません。

 

 

…で、楽しみなのがみんな大好きエイジング(経年変化)フルグレインレザーが、あなたと共に育っていきます!
スレ小キズなどもどんどん馴染んで、かっこよくなっていくのです。こちらも既にお馴染みのiLeather Creamを塗ってあげればさらに確実に美しく変化していきます。

 

iLeather Cream

 

ではいよいよ、alto Anello 360機能紹介を!

まずは、本体に装着されているカードウォレット。このウォレットは、フリップ式になっています。つまり、くるりと任意の場所に回転させることが可能なのです。コレで、(iPhone側を動かさずに)カードを出しやすい位置に回転させたり、ワイヤレス充電時にササッと回転させておいたり、なんていう芸当が可能になるわけです。

 
フリップ式カードウォレット

 

カードは基本的に一枚(薄さによっては2枚イケるモノもあり)。実はコレがキモ。「たった一枚のカード」のためにカードケースとかキャッシュレスカードケースとか持ち歩いたりしていませんか?…それ、ものすごく無駄です…iPhoneにウォレットが装着されていれば、解決しちゃいます。

 

交通系ICカードなど収納したままでアクセスOK。

 

アプリ化されていないような、あるいはこれからもアプリ化はされないであろうショップなどのサービスカードとかスタンプカードキャッシュだってアリ。カードも使えない「地元のあのお店」。緊急用のお札収納としても。人により、キャッシュ関連の環境は様々なのです。誰もがみな、ガチガチに完璧なキャッシュレス環境に囲まれて生活しているわけではありません。

 

 

ウォレット裏面はこんな感じ。iPhoneケースに装着されているのですが、ほんと、ちゃんとレザーウォレットなのです。iPhoneケースの一部じゃなくて、歴然とウォレット

 

 

そして、alto Anello 360のもう一つのメイン機能。ネックストラップ付属!

 

 

「ああ!こんな時にiPhoneをぶら下げておければ!」というシチュエーションって必ずあるのですよ。

 

iPhoneをネックストラップでぶら下げることが、すぐには不可能だから、仕方なく、(iPhoneを)ポケットに入れたり、バッグポーチに入れておいたりするわけです。
そして、そんなシチュエーションの時って、頻繁にiPhoneを出し入れする時なんです。もうこんな時のiPhoneの出し入れの面倒臭さといったら・・・

各種作業中ミーティング中、移動中、マップなどの情報確認中…両手が空いているととても助かる、自由度が嬉しいというそんなシーンの数々で、alto Anello 360が大活躍するのです。

 

 

iPhoneケースをぶらさげるようなネックストラップはあるのですが、alto Anello 360は、ケースのデザインの延長としてのストラップなのですから、これはオシャレ!スマート。

もうお気づきかと思いますが、ケースに接合させるために、ストラップにはめちゃめちゃ質感良し!カラビナ式のリングが搭載されちゃってるんですよ。ケースの色と同系色のストラップ、そしてこのカラビナの演出で、巷のiPhoneのネックストラップのような「とってつけた感」(あるいは、業界関係者感、展示会感)ナシのイイ感じになるわけです。

 
質感あるカラビナでスムース脱着

 

セメントグレー、フォレストグリーンには、ゴールド系(といってもキンキンのゴールドではなく、かなりくすんだ、マットな、イイ感じのゴールドです)。レイブンブラックには、シルバー系(マット)のカラビナリングが搭載されています。

 

シルバーもゴールドもマット感ある、シックな質感。

さて、iPhoneの各種保護性能の方、行ってみましょう!オシャレ、ベンリ、高品質レザー!だけじゃない。ちゃんと保護性能もキープ

バンパー部分内部は、耐衝撃ハニカム構造で製作されております。最近では「座っても卵が割れないハニカムクッション」でお馴染みの あの構造。しっかりと、米軍・MIL規格準拠。1.5m落下テストクリアの「ミリタリースペック」。

 

耐衝撃ハニカム構造

 

バンパー部分は、前面ディスプレイ/背面カメラレンズの縁から0.75m(iPhone 13 Pro/Max)、0.4mm(iPhone 13)で設計され。フロント画面と背面カメラレンズを保護。「縁の高さでiPhone画面とカメラ・レンズを保護」します。特に、ProとMaxは13になってから、カメラレンズがめちゃめちゃデッかくなっているので、ここだいぶ大事

 

画面からの「縁の高さ」で保護
レンズからの「縁の高さ」で保護

 

さらに、内部にも注目。alto社のiPhoneケース共通のお馴染みの仕様。マイクロファイバーが敷き詰められていますので、iPhone装着後も、意外に盲点だったりする「iPhoneをケースに装着する瞬間」も安心。傷とは無縁です。

 

 

alto Anello 360のマイクロファイバーのデザイン的なポイントとして、各レザーカラーと同系色のファイバーが敷き詰めてある、という。「見えないところのオシャレ」「ジャケットの裏地に凝ってみる感」。エイジングと共に、あなただけが知る、愉しみ。

 

レザー同系色のマイクロファイバー

 

2022年一発目!alto社のiPhone 14レザーケース最新作<alto Anello 360>。「バッグやポーチも財布も持ちたくない。iPhoneだけあればいい。」そんなミニマル思考が絶対に必要な時に、うってつけのiPhoneケース。もちろん、巷によくあるアイディア商品ではなく、レザー素材も製造過程もレベルが違います!ナイスな機能を、ハイクオリティな素材で。一度使えば(そして、触ってみれば)わかります。

 


alto AirPods Proケース(近日発売)と。

(text/photo:TokyoTool

alto Anello 360 詳細・購入

※Amazonなど量販サイトにて、alto社レザーアイテムの偽物(粗悪品)が報告されています。日本でのご購入は、正規販売代理店であるTokyoTool x MP2Lでご購入くださいませ。