AirTagが誕生して約1年と半年。もう、すっかりと生活の中に馴染むようになって来ました。各社からリリースされている専用ケースも、用途によって実に様々なモノが登場しました。
NOMAD社も、AirTag初期からいくつもの秀逸アイテムを発表。どれもヒットを重ねています。そして今回ご紹介する、NOMADのAirTagケース最新版の一つがこの【NOMAD Sport Keychain（スポーツキーチェーン）】。
実にシンプル。今までのNOMAD社AirTagケースでは最もシンプル。レザーループもシンプルでしたが、素材がレザーではないので、さらにシンプル・ミニマル度がアップしている感、有りです。
相変わらずの、期待感を煽ってくれるパッケージ、開封。
あくまでも、控えめにロゴ。
さて、この、AirTagのモノとしてのデザインを尊重したような超シンプルなケース。いったいどうやってAirTagを挟むのでしょうか？
片側（AirTagの白い面の方）には、3Mの特殊仕様。こちらは接着。もちろん、剥がせなくなったり、剥がした跡が残ったりはしませんのでご安心を！レザーループ同様です。
そしてもう片側。Appleロゴのメタル側。こちらを、「マイクロサクション」（吸盤）で吸着させるのです。超特殊な吸盤。目に見えない程に小さく、無数の吸盤。吸盤なので、剥がして再利用OK。基本的に何度でもOK。
これにより、一つアドバンテージが生まれるのです。そう。AirTagバッテリー交換の際は、「マイクロサクション」（吸盤）をペリッと剥がして、交換OK。交換後は再度ピッとくっつけておくだけ。こ〜れは便利なのです。もしかしたら他のどのAirTagケースよりもスピーディーなのかもしれません！
AirTag自体を挟んで持ち歩くというミニマムな発想により、AirTagケースにありがちな「サウンドの音量が下がってしまう（少しだけ消音される）」「パッテリー交換時が面倒」という弱点を見事にクリア。
ミニマムな発想を、ミニマルなデザインで、AirTagを持ち歩く。
メインの素材はNOMADのAApple Watchバンドでお馴染みの「FKM」（フッ素ゴム）。「ゴム」の一種で間違いはないのですが、その印象はゴムやシリコンとは雲泥の差。
まずは、その感触。まるでプラスチックです。ホコリがつきやすいゴム、シリコン類とはまったく異なります。ホコリがベタベタつきやすい素材とは真逆。ツルッとしていて、「ゴムという印象はまったくありません」。
そして、FKMの特質。耐水性、耐油性、耐化学薬品性、耐熱性、耐炎性、耐候性、耐オゾン性…に優れた素材。
かなりの高品質なわけですから、キーホルダー、キーチェーンに使用するのにもうってつけ。食品、薬品、医療品などの製造部品、設備などで使用されているのですから、頼り甲斐あります。
キーリングは、「D」リング。これはなかなかに考えられたチョイス。キー類をキーホルダーに装着する時、既に付いている「O」リングごと付けることも多いのです。なので、NOMAD Sport Keychain側を「O」リングにしてしまうと、「O」に「O」を装着すると、取り回ししにくく、なおかつ見た目もガチャ感あってよろしく無いという・・・。なので、フラットタイプの「D」リング。現在、あなたが使用しているカギなどの「O」リングをそのまま「D」リングへどうぞ。
「D」リングの素材は、こちらもNOMADのApple Watchバンドのラグ部分（Apple Watchにバンドを装着する部分）でお馴染みステンレススチールです。美しい！
さらに、表面がPVD加工されているので、傷もつきにくく、ガチャシーン頻度高し、のキーチェーンには嬉しい加工です。
さて、このNOMAD Sport Keychainは、NOMAD社のAppleアクセサリの「スポーツシリーズ」の一つ。コンビで使うオススメとして、「スポーツバンド」と「スポーツスリムバンド」を。どちらも、NOMAD Sport Keychainと同様、FKM仕様。NOMAD Sport Keychainの感触や機能性が気に入って、Apple Watchユーザーの方はぜひ購入を検討してみて。
AirTagを導入したけれど、ケースに収納すると、まったく見えなくなって「Apple所有感」がなくなっちゃうのがちょっと寂しい、という方。チラ見させるデザインのNOMAD Sport Keychainを。
AirTag用ケースだけがデカ過ぎて、存在感がありすぎて、最近ちょっと邪魔臭くなってきたという方もNOMAD Sport Keychainを。
あるいは、「ケースに入れるとバッテリー交換が面倒くさい」「ケースに入れると音量が小さくなるのが心配」という方にもNOMAD Sport Keychainを。AirTag登場後、1年半ほどたって登場したアイテム。流石によく練られているのです。導入を！
