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【レビュー】BRAVO X SLING V2

世界定番スリングバッグのブラッシュアップ版、登場。

2022年、秋・・・遂に、TokyoToolXMP2Lに、「ALPAKA(アルパカ)復活」しました!またもや、Appleユーザー用のバッグが続々と登場。イロイロとやらかします!ご期待ください。

さて、第一弾はいきなりのド定番スリングバッグのブラッシュアップ版【BRAVO X SLING V2】(ブラボーエックススリング バージョン2)。

 

 

iPadユーザーのためのスリングバッグ。なにしろ、11インチまでのiPadシリーズに特化した、絶妙のサイジング。
小さ過ぎず、大き過ぎず。難しいのです。iPadを入れるバッグって。MacBookが入るサイズをチョイスしちゃうとスリングではなく、ショルダーバッグやリュックになっちゃう。そうすると、iPadにはちと余裕過ぎてガバガバだったり。
かといって、通常のスリングバッグだと、絶対的に小さくてiPadが入らない・・・。まさに、帯に短し襷に長し状態。

この「iPad収納バッグのサイズ問題」を、スタイリッシュさと無数のギミックをプラスして解決したのがBRAVO X SLINGだったわけです。サイズ感はこんな感じ。ホント、絶妙。

 
 

スリングの醍醐味の一つの「背中側に背負っていたバッグを、ヒョイッと正面(胸側)に回す」のも実に画になります。コレ、バッグがデカ過ぎると、前に回すとちょいと間抜け。そして、小さいと、そもそもiPadが入らない。BRAVO X SLING V2、ここんとこ、ズバリと見事に解決してくれています。「軽やかだけど、ちゃんとiPadが入る」。

 

 

iPadは、12インチのiPad Pro以外ならすべてのシリーズ、全ての世代にサイズ対応。

 

 

iPad収納スペースは、メインスペースにレイアウトされています。

 

 

リップストップナイロン仕様。アウトドア、キャンプ系のギアでお馴染みの、生地の裂けの進行を止める特殊マテリアル使い。

 

 

iPad用固定バンド搭載。

 

 

片側は、ソフトなマテリアル仕様。ケース無し、裸の状態でiPadを収納する場合、ディスプレイをこちら側にして収納できる。

 

 

純正のフォリオキーボードフォリオなども装着したままOK。

 

 

BRAVO X SLING V2の収納容量は、マックスで6リットル。iPad収納の「メインスペース」には、他にもヘッドフォン、コンデジ、ゲーム、折りたたみ傘など同時収納できます。

 

 

最もスピーディーにアクセス可能な「フロントポケット」。やっぱり、ココにはiPhoneAirPodsなど頻繁に出し入れするアイテムでしょう。

 

 

そして、ALPAKAバッグではもうお馴染みの「キーリングシステム」搭載。カギなどを装着しておけば、
バッグの中をガサゴソと探すことなく、フロントポケットからササッと出してそのまま使えます。そして、カギだけカチャッと外しても使えます。AirTagユーザーのみなさんもどうぞ。(今バージョンからもう一つ、超ギミックなキーリングが搭載されているので、後述。そちらもチェック!)

 

 

さて、背面ポケット。ちょっとしたアイテムを収納できる隠しポケット的なスペース・・・ではなく!BRAVO X SLING V2の背面スペース、けっこう入っちゃうんですよ!ギッシリ詰めてみると、コンデジ、チャージャー、モバイルバッテリー、ミニウォレット・・・と入っちゃいます。

 

 

小分けポケットには、ちゃんと「小口」搭載。これで、出し入れ頻繁でもポケットが強化されるんです。こういう部分がちゃんと工夫されているのが、ALPAKAなのです。

 

 

そして、バージョン2から背面スペースに新たに搭載されたアイテムがコレ。「HUBキーチェーン」。

 

  
  

マグネット仕様のキーリングなので、ほんと瞬時にカチャッカチャッと、気持ちいいほどに着け外しが可能。そして、マグネットなので、バッグからカギを外して使ったら、そのまま自宅のスチール素材の場所などに貼っておけばOK!という秀逸設計。フロントポケットのキーリングシステムのさらなる進化版という趣の新たなアイテムなのです。

 
HUBキーチェーン

 

背面スペースには、ALPAKAのロゴデザインがクールな特殊背面パッド。耐衝撃性能。コレで、iPad他アイテムがガッチリと保護されるわけです。あと、スリング特有の背中から前への移動も引っかかりにくいのです。

 

 

ALPAKAのスリングバッグシリーズといえば、定番ギミックである「USBポート」。

 

 

ここにケーブルを挿入すれば、デバイスチャージングが可能。まるで、バッグそのものがバッテリーになったような夢機能。

 

 

そのギミックはシンプル付属の短い長さのケーブル。これを、BRAVO X SLING V2のUSBポートにカチャッと装着しておくだけ。

 

 

ご利用中のモバイルバッテリーにケーブルを接続して、メインスペースの小分けポケットに収納しておく。

 

 

これだけで、BRAVO X SLING V2のバッテリー化が完了。

 

 

これからは、どこか充電できるスペースを見つけて、バッグからバッテリーを出して・・という恐ろしく面倒くさい手間を一切スルーして、このUSBポートから充電できるのです。「移動しながら、充電しながら、デバイス使用しながら」ができるという。

 

 

ストラップ部分のバックルには、マグネットを利用した超便利機能「マグロック」を使用。カチャッと片手だけで外せる。

 

 

実は、コレ、ものすごい効率性を生み出してくれるのです。スリング・ショルダーバッグを身体からヨイショッと外す必要がありません。帽子着用時やヘアスタイルを気にするあなたでも無問題。

 

 

ラストに、BRAVO X SLING V2の秀逸なマテリアル関連。BRAVO X SLINGのキャッチフレーズでもある、「濡れない・切れない・燃えない」。

 

BRAVO X SLING V2の特殊マテリアル層

 

表面生地は撥水性で、水を弾きます。さらに、最新バージョンからは全てのジップが防水ジップにアップデートされましたので、水の内部への侵入をシャットアウト。メインスペースのみならず、すべてのスペースのアイテムも無事です。

 

 

内部に、「防刃(ぼうじん)」性のあるKEVLARを使用。カッターなどで切っても、内部層の生地は切れません。カットプルーフです。

さらに、内部の「防炎層」マテリアルにより、万が一モバイルバッテリーやデバイスが発熱・発火しても
防炎性能があるのも心強いのです。

 

内部防炎層をバーナーで焼いての防炎テスト。

 

カラバリは、「ジェットブラック」と「グラファイトグレー」の2色。「ジェットブラック」は全体がバリスティックナイロンで、若干の光沢性アリ。「グラファイトグレー」の方は、底面のみバリスティックナイロンで、
メインはFauxWool(ナイロン80%/ポリエステル20%)。こちらは光沢無し。見た目は完全にウール素材です。
もちろん、どちらのバリエーションも、内部は共通の防水・防刃・防炎マテリアル使い。

 

 

iPadがタイトに収納できるジャストなサイズ感だけでも貴重なのに、さらに毎日の使用する様々なシーンがリアルに考え抜かれた無数のギミックも搭載。そして、このスマートなデザイン。やっぱり、ALPAKAのバッグは、世界じゅうのAppleユーザーが好きなバッグメーカーの一つであることが確信できる、類まれなるスリングバッグなわけです。

(text:TokyoTool編集部)

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