NOMAD社のApple Watchメタルバンドシリーズ。Ultraのバンドとして最早、定番となっている【チタニウムバンド】。鏡面仕立てで、ステンレススチールケースにマッチする【ステンレススチール】。
チタン、ステンレススチールに続く第三のメタル…そう、遂に登場したのがアルミバンド!【NOMAD Aluminum Band】の登場です。
海外メディアのデジタルトレンド記者が言う『細部まで優雅さと輝きを放つ芸術作品』というレビューは、大袈裟にあらず。まずはご覧ください。際立ってます!アルマイト加工されたメタル美が!
開封。まずは相変わらずのパッケージクオリティ。開封したと同時に「こ、これは・・・」と、その質感に驚嘆。
溜息が出る程の質感です。
質感をちょっと細かく説明していきましょう。
光沢系ではなく、マット系となります。チタンバンドよりもさらにマット感があります。こんな感じで、シルバーのアルミニウムケースと組み合わせると、そのマット感がわかりやすいと思います。
同じく、”マッティ”なスペースグレー系のアルミケースとの組み合わせに注目。明らかに純正感、醸し出しております。
そして、説明するまでもなく、軽い。チタンも軽いわけですが、やっぱり、アルミが軽い。
同じリンク(コマ)数で、軽さ比較をしてみました。
チタン 59グラム。
アルミ 40グラム!圧倒的に軽い。
…にしても不思議なのです。見た目、質感ある硬質なメタルなのに、持って、着けてビックリのこの軽さ。
スポーツ系バンドと大差無い感覚で装着が可能なのです。
NOMAD Aluminum Bandに使用されているアルミニウムは、すべてアルマイト(陽極酸化処理)されています。表面を保護する表面処理です。この処理により、耐食性/耐摩耗性/絶縁性/放熱性が向上し、アルマイト皮膜の微細孔に染料を吸着させることで美観性もアップします。さらに、生活防水の機能も。(ただし、長時間水に浸すことは保証されていませんのでご注意を)
そして、シルバーもスペースグレーにも、表面には「DLC(ダイヤモンドライクカーボン)」加工が施されています。
既にNOMADステンレススチールにも使用されているこの加工技術、所謂、コーティング加工の一種。ダイヤモンドとグラファイトの炭素結合を持つ炭素メインの物質で作られた薄い膜。これで、アルミニウムが傷から守られるわけです。
バンドの開閉は、チタン/ステンレススチール同様に、マグネティックシステム(マグネティッククラスプ)。
ネオジムマグネットの力でバンドを瞬時に開閉できます。カチャッと軽く押して、装着。カチャッと両側ボタンを押して脱着。
とってもスピーディー。NOMADのメタルバンドシリーズの大きな特長の一つとなっています。
そして、ラグ部分のみは、高品質の316Lステンレススチールで作製されています。
これは、Appleのお約束事に準拠しているのです。Appleは公式に、「すべてのラグボディへのステンレススチールの使用」を特に推奨アナウンスしています。コレを無視してラグ部分に他素材を使用している粗悪なバンドも市場には多く出回っているので、注意が必要とのこと。ケース本体が何らかの影響を受ける可能性があるわけですからね。
もちろん、チタン、ステンレススチール同様に「カスタムリンクツール」と、スペアリンクが同梱されています。自分の手首にしっかりとフィットさせることができます。リンク(コマ)調整は、簡単。説明書も同梱されています。
さてさて、NOMAD Aluminum バンド。まずは、アルミニウムケースやSEオーナーの方に強くおススメしてみたい。ステンレススチール(光沢系)やチタン(含Ultra)のオーナーの方向けには、それぞれNOMADから同素材メタルバンドが出ていました。そして、満を持してのアルミバンドなのです!
アルミ系ケースオーナー方は、そのルックスを一気に変貌させることができます。一見、絶対にアルミには見えないこの高品質メタル質感。なのに、このライトウエイト!やっぱり、Apple Watchのデザインは、「ケースとバンドで、ニコイチなのだ」と確信できるはずです。
そして、ステンレススチールやチタンケース(含Ultra)の方にも。メタル質感をキープしたまま、さらに全体をスポーツバンドに近いレベルまで軽量化させたい方にもオススメ。
いずれにしろ、あなたのアルミニウムに対するビジュアルのイメージが覆るような、美メタ(美しいメタル)感。NOMAD社が掲げるキャッチコピー『Apple Watchのルック&フィールを高める』の看板に、偽り無しでございます。
(text:TokyoTool)