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【レビュー】MinZ チタンバンド for Apple Watch

MacBookやiPadを究極にミニマルに、スリムにモバイルするスマートリュック【Thin Pack(シンパック)】。
Appleデバイス用レザーアクセサリ用ケアクリーム【iLeather Cream(アイ・レザークリーム)】などApple製品に特化したツールを続々とリリースしている、【MinZ(ミンズ)】。

この秋、MinZが、ローコストでApple Watchにチタンを導入できるバンドを販売開始しました。

【MinZ チタンバンド(MinZ Titanium Band for Apple Watch)】の登場です。

 

 

すべてのApple Watchユーザーに、チタンを。」と謳うように、いくつかのバリエーションが用意されています。

まずは、カラーバリエーションが3色。

① シルバー

② ブラック

③ グレー

そして、3色すべてに2サイズ

① 49/44/43/42mm

② 41/40/38mm

計6種がリリースされています。

 

 

Ultra 2/1やiPhone 15シリーズで本体の方でチタンが使用されてきている現在、チタンバンドはやっぱり導入しておきたい、と考えている方も多いかと思います。
そんな方々への、「まずは、手軽にチタンを使ってみたい」という要望に応えたような製品。チタンの廉価バージョン、入門バージョンという感じでしょうか。

デザインは、クセのないベーシックなスタイル。アナログの時計バンドでもお馴染みの「3グリッドのチェーン」デザインを現代風にアレンジした、クラシックモダンスタイル。

 

 

通常SeriesからUltraまで、すべてのApple Watchとのデザインマッチングは言わずもがな。純正感、アリアリです。

Ultra(2/1)は、これはもうまずはシルバーをチョイス。この純正感!

 

 

迷うのは、ブラックグレーです。

まず、色の印象として、「濃い黒」がブラック「黒っぽいグレー」がグレー。Apple Watchケースで例えるなら、ミッドナイト系がブラック。スペースグレー系がグレーという感じでしょうか。明るい場所や光の加減によってはだいぶ色合いが違って見えますが、基本的には上記の見え方です。

 

ブラックモデル(ケースはミッドナイト)
グレーモデル(ケースはスペースグレー)
(上)グレーモデル/(下)ブラックモデル
(上)グレーモデル (下)ブラックモデル

 

例えば、Series 7/8のミッドナイト系にはブラック。スペースグレイアルミニウムケースやSEのスペースグレイにはグレーがマッチ。

ただし、シツコイようですが、グレーとブラックは光/角度によってだいぶ変化します。光や場所により、グレーがすごく黒っぽく見えたり。あるいはその逆。これは、チタンバンドに限らず、ケースの方にも感じますよね。金属全体の特徴です。(あるいは、バンドの色がケースに反射して変化することもあるらしいです)

なので、そこは「寸分違わず同じ色にしなければ」と、かまえずに好きな方をチョイスするのも良いかと思います。

 

グレーモデル(ケースはスペースグレイ)
ブラックモデル(ケースはミッドナイト)

 

もちろん、その他のAppleアイテムとも素材・デザイン相性、良し、であります。

 

 

チタニウム(チタン)という金属は、以下のような特徴を持ちます。

・軽量
・耐水性
・高硬度
・耐摩耗性
・耐食性
・高温/低温耐性
・アレルギーフリー

まずは軽い!最初に、MinZチタンバンドを触るとだいたい「え?軽い・・・」と驚かれます。見た目のカキーンとしたメタル度と、持った時のその軽さのギャップ。〜49mmモデルで最大62グラム。〜41mmモデルで最大45gしかありません。

 

「ケースもバンドもチタン」の軽さ。

 

そして、耐水性。生活防水程度なら、ぜんぜんOK!汗にも強い。そう。軽くて、汗にも強いということは、ワークアウトにもうってつけ。金属の中では、ワークアウトにも一番理想的なのでは。なにしろハードなアクティビティ向けのUltraがチタンケースなわけですから。

 

 

 

で、他にも硬度も高いし、高温とか低温とかにも強いといいことづくめ。で、なにしろ時計バンドという特性上、常時肌に触れるからには気になるのが「金属アレルギー」。チタンは、コレもクリア!チタンは肌に触れても特異な反応はしません。チタン内のイオンは肌へ移動無し。さらにチタンは表面に酸化被膜を作るので、汗や水に触れても溶けることは一切無し!肌との相性がかなり良い金属なのです。

 

 

 

さて・・・実は、一箇所だけチタンを使用していない部品があるのです。「ラグ」です。Apple Watch用バンドのラグには、Appleから公式に推奨されている金属があります。それが、「ステンレススチール」。MinZチタンバンドも、無理してここもチタンにすることなく、Appleのルールに則ってステンレススチールを使用していますのでご安心を(例えば、NOMADのチタンバンドもラグはステンレススチールを使用しています)。

 

ラグはステンレススチール(Apple社推奨)

 

クラスプ(バックル)部は、メタル系の時計バンドではベーシックな、クリック式・折りたたみスタイル。「パチン!」と、しっかりはめ込まれた時に音と感触でわかります。

 

 

通常の時計バンド同様、リンク(コマ)の数を調整して、自分の手首にジャストフィットさせます。基本的には簡単な作業です(取り扱い説明書も付属しています)。

 

 

ちなみに、手首のサイズ範囲は以下。

・〜49mm
135mm~215mm

・〜41mm
115mm~185mm

 

 

さてさて、最後に…MinZチタンバンドのパッケージは、レザーケースになっています。このケース、レザー「風」ではなく、正真正銘の「本革」。バンドをApple Watchに装着した後は、ぜひとも小物ケースとして使いたいアイテム。

 

 

同じく、MinZブランドのiLeather Creamなどで時々お手入れしてあげれば、さらにいい感じにエイジングされていきます。

 

  

 

iPhone 15 Pro/Pro Max、Ultra 2/1で何かと話題のチタン。どうせならiPhoneとお揃いでチタンバンドのApple Watchでキメたいし、チタンケース(Ultra)にはやっぱりチタンバンドでキメたい!Series9のユーザーさんはもちろん、様々なSeriesのあなたのApple WatchがMinZチタンバンドで間違いなく激変しますよ。今さらではありますが、やっぱり時計ってバンドで印象がガラリと変わる。それは、Apple Watchでも同じです。

(text/PHOTO tokyotool編集部)

「Smart Watch Life(スマートウォッチライフ)」さんの製品レビューもぜひともご参照を!

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