Tokyo tools Blog - Appleの道具 / 28

 

【レビュー】MinZチタニウムバンド 2

2023年、Apple Watch Ultraを中心とした、廉価版の、チタン入門編とも言える、チタニウムバンド<MinZチタニウムバンド>がリリース。定番として人気製品となりました。

そして、2024年・年末。遂に、このバンドの最新バージョンがリリースとなりました!

 

 

2024年9月には、従来のナチュラルチタニウムの他、ブラックチタニウムバージョンもリリースされたApple Watch Ultra。Appleからは純正バンドもリリースされましたが、ループ系のみ。多くのユーザーの皆様より「リンク系の新たな2024年モデルのチタニウムバンドのリリースの予定は?」とお問い合わせをいただいておりました。

 

 

MinZは、ただ単に「デザインやフォルムを変える」だけでは意味が無いと考え、バージョン1を含め、今までのチタニウムバンドに対するリクエストを実現化した新作を開発。

 

4つのポイント」を特長として、まったく新しいチタニウムバンドを完成させました。

 

 

4つのポイント

❶チタニウムグレードは、Appleデバイスのチタニウムに準拠した「5」を使用

AppleがApple Watch Ultra、Series 10(チタニウムモデル)、iPhone 16 Pro等に使用しているチタニウムグレード「5」を使用して製作。

 

 

まずは最初のポイントとして、Ultraと同じグレード「5」を使用。グレード「5」はチタン合金と呼ばれています。現在は高級時計メーカー等も多くはこの「5」を使用しています。

 

 

❷Apple Watch Ultraとのシームレス感を強化

ナチュラル、ブラック共にApple Watch Ultra 2/1との色感の統一を研究・開発。バージョン1より、さらに色のトーンをマッチングさせました。

 

 

さらに、色ばかりでなく、シームレス感を出すために「質感」にも拘っています。

 

 

Apple Watch Ultraは、フロントのベゼル部分、サイドのクラウンガード、そしてメインボディと大きく分けて3個所の色のトーン、色感があります。

MinZチタニウムバンド 2は、最も目立つ「メインボディ」の色と質感に特に注目して開発。
Ultraのメインボディ独特の「マット感がありながら光沢も感じる」、ユーザーの方ならすぐにピンとくるであろうあの感じに近づけるように再現しています。

 

 

これにより、最も目立つ「バンドとメインボディとの美しいシームレスなマッチング」の演出に成功しています。

 

 

腕に装着した場合に最も目立つ「この角度」。シームレス。

 

 

❸キズ防止のための「623Hv」

 

既にチタニウムバンドをご利用のみなさま、そしてMinZスタッフ自身も一種の悩みの種だったのが「使用しているうちに、だんだんと増えていく小キズ」。価格に関わらず、メタル系バンドの宿命ではありますが、なんとかこの小キズのダメージを「大幅に減少させる方法は無いだろうか?」・・・

 

チタニウムバンドの小キズ例

・・・MinZチタニウムバンド 2は、硬度(Hv)に注目。表面加工に独自のコーティング技術により、「純チタン(グレード2など)」や「チタン合金(グレード5)」の硬度よりも、高い硬度「623Hv」を実現。圧倒的にキズのつきにくいチタニウムバンドとなっています。

 

 

様々なチタンバンドが販売されている量販サイトで購入したチタンバンドと、MinZチタニウムバンド 2の両方を、ドライバーの先でススッと軽く撫ぜてみます。結果は、一目瞭然です。

 

 

❹プライス

上記3つのポイントを考えた場合、どうしてもコスト高でプライスがアップしてしまうと考えてしまいますが、MinZはバージョン1と同じプライス。価格は据え置きでのご提供となりました!
「チタンバンドの入門編」としてのプライスのままで、理想的なチタニウムバンドの入手が可能になります。価格は、機能です。

デザイン

以上、4点のポイントでもう絶対に「買い」。とはいいつつ、細かなフォローアップもしていきましょう。

デザインは、バージョン1の好評「3グリッドチェーン」の基本は踏襲しつつも、細部を見直し、ブラッシュアップしています。

❶ リンクデザインは、ワイドになって安定感が増しています。Apple Watchに向けて
幅が広くなっていくフォルムへ。(バージョン1はストレート)

 ラグはラージサイズに。フォルムも目立つ感じに。

❸❹ クラスプのデザイン変更。

ラグ

ラグは、Apple準拠で、ステンレススチール使用推奨に従っています。ただし、ラグだけが浮かないようにチタニウムのリンクと馴染むように色の質感をチューニングしています。つまり、ステンレススチールですがチタニウムパーツの見た目と何ら変わらないわけです。

 

 

クラスプ

開閉式のクラスプは、開閉のシステムをブラッシュアップ。より安定感のある開閉が可能となりました。

 

 

リンク調整・メンテナンス・パッケージ

手首にしっかりとフィットさせるために、リンク(コマ)数の増減は必須。最初だけちゃんとやっておきます。

MinZチタンバンドは【1】からこのトリセツが添付されています。そして、コ〜レがわかりやすい!「太い方」とか「裏面」とか、ポイントをめちゃめちゃ押さえた図説なので、誰もが迷子にならずに調整可能。

 

 

クリーナーに関しては、とりあえず現在、TokyoTool編集部、MinZスタッフが使用しているのがこれ。【バブロポマード 時計貴金属用クリーナー】(株式会社BELOさん)。

 

 

やっぱり、長く使用していると汚れが気になるのが手首側。裏側。必ずApple Watchを外して、気になる箇所を重点的にスプレー30秒待って、ティッシュか布で拭き取って完了。

夏なんかは、拭き取るとティッシュが黒くなっているので、かなり汚れが落ちてくれてると実感できます。個人的にオススメ。(アフィリエイトではありません

 

 

製品パッケージについても触れておきます。MinZチタニウムバンドは、このスペシャルレザーパッケージにてお届け。
なんと本革のペンケースとなっています。Apple Pencil 2も収納OK。実は高品質のレザーが使用されているので、「iLeather Creamなどでエイジングさせて、永くご利用ください!」(MinZスタッフ)とのことです。

 

   

「チタニウムバンドの理想形」へジャンプアップ

チタニウムバンドの入門編的な位置付けとしてスタートした<MinZチタニウムバンド>ですが、このバージョンアップにより一挙に「チタニウムバンドの理想形」へジャンプアップ
みなさんのリクエストが発端となり完成した「日本発のApple Watchチタニウムバンド」のキックオフです!

テキスト:TokyoTool

MinZチタニウムバンド 2 詳細・購入