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【レビュー】MinZ Tote Air

MacBook用の超スリムなバックパック【Thin Pack(シンパック)】、iPad mini用のコンパクトスリングバッグ【MinZ SLING mini(スリングミニ)】などAppleユーザーのためのバッグシリーズをリリースするMinZ。

2025年、MinZから「Air(エア)シリーズ」が続々と投入される予定。その第一弾が、この【MinZ Tote Air(ミンズ・トートエア)】。

 

 

Appleデバイスを、軽く持ち歩く」がシリーズ共通の命題。そして、「軽くても、デバイスをしっかりとガードする」も、続く命題。デバイス用のバッグは、保護する目的で明らかにオーバースペックな素材と作りのモノが多かったりします。

車で移動するならいざ知らず、徒歩移動で重いデバイスバッグは辛いのです。なので、MinZスタッフ軽い軽いバッグを続々と開発しています。

そして、いくら軽くても、肝心のデバイスをポンと入れておくだけの収納じゃ心許ないのです・・・なので、耐衝撃パッド等を使用して「軽いままで、ちゃんとデバイスを守る」バッグが完成。そんな命題のバッグ第一弾がこの【MinZ Tote Air】。

 

X-PAC

スタッフがチョイスしたのは【X-PAC】。ヨットの帆で世界一シェアのディメンョンポリアント社(米国)開発の超秀逸なマテリアル。バックパックやザック等のアウトドア用品への使用から始まった、各界隈注目の素材。この【X-PAC】、MacBookなどAppleデバイスを持ち歩くのにうってつけなのです!

 

X-PACは、軽い。

【X-PAC】の特長。まずは、その軽さ。MinZ Tote Airとほぼほぼ同じサイズ、容量(25リットル程度)のバリスティックナイロン製のトートバッグの平均が950g程度だとすると、MinZ Tote Airが450g!半分なのです。試しに、MacBookをMinZ Tote Airに収納して持ってみると「…アレ?なんかMacが軽くなったように感じる…体調が良いのかしら?」という感覚に。それ、違います…バッグが軽いのです、という。これから春に向けて、足取り軽く、Macと共に。

 

とにかく、軽い!

X-PACは、頑丈。

【X-PAC】は、軽い。でも、頑丈なのです。これは、生地の特性というよりも、X-PACのセンターの層「X-PLY」が、ポリエステルの繊維をひねった素材。そして、紐をX状に交差して組み合わせることで、引き裂きに耐えうる機能を実現しています。特長のある「X」の文字を組み合わせた独特の形状が、そのまま機能になっているのです。斜めの伸びを抑える力があります。

 

X-PACは、防水性抜群。

そして、【X-PAC】はヨットの帆がそのオリジンなわけですから、当然、防水性に優れています。Macはもちろん、バッグ収納アイテム、安心です。筆者も、軽いからといって、普通の薄いナイロンバッグにMacを入れておいて、大雨・・・たいへんなことになった経験あり、です(泣)。

 

 

MinZ Airシリーズの肉厚パッドパネル

さて、Mac、Appleデバイスを収納するのに、既にこれだけの条件が揃っている【X-PAC】という素材。しかしながら、これだけで妥協しないのがMinZ

 

しっかりとMacを守りたいけど、バッグ自体がどんどん重くなるのはダメ。かといって、バッグをどんどん軽くしていくと、今度はMacが守れない・・・」という悩み、解決です。

もちろん、デバイス固定用のベルクロベルト搭載。Macは16インチまで、iPadは全サイズOK。

 

YKK

 

【X-PAC】以外の、ディテールをチェックしていきましょう。

トップは、頻繁な開け閉めにも耐えうる、世界定番YKK社の高品質ジップを採用。メイン部だけでなく、内部
収納用のジップポケットにもYKKジップが使用されています。

 

 

さらにYKK製品は、付属のストラップを本体に装着する「ナスカン」にも使用されています。【LN-ML】という高品質パーツを使用。フック部分は360°回転細かい箇所まで徹底的に拘るのがMinZのバッグ(に限らず全てのプロダクツ)、というのはもうお馴染み!

 

外側ポケット

片側は、ラージサイズのポケット。雑誌だって、iPadだって入る余裕のサイズはトートバッグならでは。マグネット式のホックで開閉OK。外側の収納って、ササッと入れて、ササッとだしたい時だからこのホックは助かるのです。

 

もう片側は、同じデザインなのですが、実は浅く、コンパクトなポケットを搭載。ココは頻繁に出し入れするiPhoneかウォレット収納などをオススメ。技アリ。こっちもラージサイズだったら、深いポケットの底にiPhoneや財布が入っちゃって、取りにくいったらありゃしないわけです。浅くて、ちょうど手が入るコンパクトなポケット。しかも、トートですからなにしろ出しやすい。入れやすい。

 

内部収納

そして、内部収納部。7箇所のポケットと、➑メインスペース部にたっぷりと収納できます。バックパックとかリュックとは異なり、内部を俯瞰できるのがトートバッグの強みです。

 

 

➊ MacBook収納部。

 

 

➋ 隠しポケット的に、中くらいの深さのYKKジップポケット。

 

 

➌➍ 同じサイズの小分けポケット。ポーチを入れるもよし、ケーブルを入れるもよし、ガジェットを入れるも良し。

 

 

➎ ペンホルダー。もちろん、Apple Pencilもイケます。

 

 

➏➐ ボトルポケット。500mlペットボトルや水筒。使わない時は折り畳めるので、邪魔になりません。

 

 

➑ フリースペース。MinZ Tote Airの底面マチ幅が11cmもありますので、けっこうな収納が可能なのです。

 

 

ガジェット類も良し。

 

 

ソックス、手袋、Tシャツなど着替え系アイテムも。

 

 

スタイリング

トートバッグってどんな持ち方しますか?ハンドルで持つ。ハンドルを肩にかけるストラップを付けてショルダー的に使う・・・いろいろとスタイリングが楽しめるのも、トートの楽しいところです。

ハンドルで、ベーシックに手持ちで。

 

 

ハンドルを肩にかけて。トートの醍醐味的スタイル。

 

 

ストラップを装着。たすき掛けのショルダーバッグスタイルで。

 

 

ストラップは付属しています。それとは別に、MinZのオプションストラップも使用可能。「スタビライザーストラップ」(別売)。3点留め的なストラップで、通常のストラップにサポート的に装着して、より身体にフィット感を。自転車、LUUP、オートバイなどで移動するのが多い方にオススメのスタイルです。

 

 

ハンドルは、強度と耐久性に優れる、高品質ナイロンのウェビング(強力な織物)。手に馴染みます。手持ちの場合も、肩掛けの場合も、しっかりズレずに持てる感、アリです。

 

 

ストラップの方も、車のシートベルトレベルの強度。そして、YKKのナスカン使用。360°で無理なく回転するので、身体を動かしても、フレキシブルに装着感快適。

 

 

そしてラスト。【MinZチタニウムバンド】のレザーパッケージなどちょっとしたプレゼントでお馴染みの
MinZパッケージ。今回は、MinZエアシリーズキックオフ記念として、MinZロゴの「アクキーリング」をバッグに装着してお届け。デザインは配送後のお楽しみです。

 

トートバッグ、実にMacBookにとって都合の良いバッグだったんです。軽いけど、Macを入れて持ち歩くにはかなり不安布製トート。Macをガッチリ守ってくれるけど、めちゃ重いバリスティックナイロン系トート。その両方の利点と困っちゃう点を考慮して開発されたMinZ Tote Air。リュックともショルダーともスリングとも違う、新たな、軽いデバイスバッグをあなたのMacにどうぞ。

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