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【レビュー】Mac mini M4 – 連載『ものすけの、MacとかAppleとか。』Mac mini M4 までの道のり(1)

iMac 5K が便利すぎた

2015年から iMac 5K, 27-inch Late 2015 を仕事と趣味の両方で使っていた。3.2GHzクアッドコア Intel Core i5 と、スペックは最低限のものであったが、最終的にはメモリを32GBまで増設し、標準で付いていた 2TB Fusion Drive のストレージも 2TB SSD に換装し、2023年まで使い込んでいた。

 

DAWを使っている時の写真

夢の新型 iMac 32inch 6K を待つつもりだった

長持ちする Mac ではあるが、流石に macOS Monterey までしか対応できないのが辛くなってきたので、買い替え候補を探していた。

24inch の Apple シリコン iMac にするか?とは考えていたのだが、大画面での作業の快適さは捨てがたく、当時から噂になっていた 32inch 6K iMac が出てほしいと願っていたのだが、32inch iMac が出るよりも先に iMac 5K の調子が悪くなってきた。

24inch iMac

「真剣に新機種導入を検討せねば…」新機種導入する際の条件はたった1つ…

…それは、27inch 5K 以上の高解像度モニタが使えること

ただこれは当時の Apple のラインナップには該当機種がないので、色々と悩んだ挙句に、出張時に利用している『 Intel Mac 最後のマシンとして買っておこう』と決断して購入した MacBook Pro (13-inch, 2020, Thunderbolt 3ポートx 4) を主力マシンにして、27〜32inchの大型ディスプレイを接続して、Thunderbolt ハブをつなげて使うという方向で買い替えを決断した。

 

では、ディスプレイを買おう

Apple Studio Display も 27inch でよかったのだが、20万円を超える価格は予算オーバー。ましてや 70 万円を超える Pro Display XDR なんて買えるわけもない。ただ、ある程度のクオリティが欲しかったので、ディスプレイは EIZO の製品を選択(古い人間なので Nanao のディスプレイには信頼を置いてる)。

EIZO ブランドでありながら 2740X という機種は実売価格で10〜12万円ほどで、5K ではないが 4K ディスプレイなのでこれを選択した。ベゼルのカラーは黒で決定。

 

FlexScan EV3240X

MacBook Pro 13 と EIZO2740X を Thunderbolt 3 ケーブルで接続し、iMac 5K で使用していた外付けの Magic Keyboard と Magic Mouse を Bluetooth で接続して 27 inch ディスプレイの作業環境を生み出すことができた。出張の際には MacBook だけを持ち歩けばよいのでなかなかに便利である。

上記の構成に Satechi Dual Vertical Laptop Stand を購入し、クラムシェルモードで作業を行えば、デスクトップ Mac で作業をしているかのように快適であった。

 

Satechi Dual Vertical Laptop Stand

Mac mini M4 までの道のり(2) に続く…

ものすけ(TokyoTool編集部)

ガジェットを愛でるのが好き。ビールも好き。1988年に Macintosh のことを好きになって人生が変わってしまったおっさん。 iPhone や Mac や AppleWatch のこと、周辺のガジェットや 時にはApple とは関係ないガジェットのことも書きます。

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